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『バーにて』

夜中の3時、ホテルのフロント係に、酔った男からバーの開店時間を尋ねる電話があった。

「開店は正午でございます」
フロント係は答えた。

1時間後、同じ男からまた電話があった。
さらにひどく酔った声だった。
「バーはいつ開くんだい?」男は尋ねた。

「先ほどお答えしましたように、正午です」
フロント係は答えた。

それから1時間後、完全に出来上がったあの男が、また電話をしてきた。
「バーはいつ開くんだい?」

フロント係は答えた。
「正午です。でも、もしお待ちできないようでしたら、ルームサービスで、何かお部屋にお持ちいたしますが」

すると電話の男は言った。「いや、オレはバーに入りたいんじゃい・・・・出たいだけなんだ!!!」

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