『花で伝えよう』
ひとりの紳士が、「花で伝えよう」と窓に大きく書かれた看板に誘われて、込みあう花屋へ入った。
「バラを一本包んでくれ」
彼は店員に言った。
「一本だけですか?」
店員は尋ねた。
「一本だけ」
彼は答えた。
「私は無口だから」
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