

『安らかにお眠り』
ある男が、死の床につく妻の手を握っている。
しばらくして妻が言った。
「ジェリー、わたし・・・・わたし、お別れする前にどうしてもあなたに言っておきたいことがあるの」
夫は答えた。
「いいんだよ、もう、いい。どんなことをしたにせよ、わたしはもう怒ってはいないよ。何も心配することはない」
しかし妻はこう続けた。
「いいえ、ジェリー。わたしは長い間、この秘密を抱いて苦しんできたの。
でも、もう白状しなければならないわ。
わたし・・・わたしずっとあなたを裏切っていたの。
あなたの親友のフィルと不倫してしまったのよ。本当に、本当にごめんなさい」
すると夫は何気ない顔でこう言った。
「ああ、それは分かっていたよ。わたしがなぜおまえに毒を盛ったと思うのかね」


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