『ソビエトの刑務所で』
ソビエトの刑務所で、三人の囚人が投獄された理由を告白しあっていた。
「ひどい話さ。おれなんか、たった五分遅刻しただけでぶち込まれたんだ。職務怠慢という罪状で」
「俺のほうがもっとひどい話よ。おれなんか、五分早くついたからってぶち込まれたんだぜ。帝国主義的スパイ活動の容疑で」
「お前らはまだましだよ。俺なんか、時間ぴったりに来たからってぶち込まれたんだぜ。西側で製造された時計をひそかに所持していた容疑で」
TOPに戻る