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『床屋にて』

ある町に床屋が開店した。

初日、カトリックの司祭が散髪にやってきた。

「おいくらですか」
「お代は結構です。神に使える人からお代はいただけません」

翌朝、店の前には三本のワインが置いてあった。

午後、プロテスタントの牧師が散髪にやってきた。
床屋は前日と同じような対応を示した。

翌朝、三本の葉巻の入った箱が店先に置いてあった。

夕方、ユダヤ教のラビが散髪にやってきた。
床屋は前々日、前日と同じような対応を示した。

翌朝、店を開けると床屋は三人のラビを発見した。
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